2025年4月カレンダー特集
マーガレットのお弁当アレンジメント
~お母さんから新生活を始める娘へ~
白いマーガレットの花言葉は、「誠実」「心に秘めた愛」「信頼」です。春から地方から出る娘の為にサプライズのお弁当を贈ります。頑張ってね。しっかりね。と娘を応援しつつ心配する親心。母親は目一杯の愛情を込めて最愛の娘を花のお弁当と一緒に送り出します。さあ巣立ちです。春風が吹きます。マーガレットには人の心を優しくさせる不思議な力があります。ぜひ新しい世界に飛び込む方へお祝いのアレンジを贈ってみてはいかがでしょうか。
~マーガレットの切花のお手入れは~
毎日水を取り替えをして細菌の発生を少なくすると、1週間~2週間くらい楽しむ事ができます。玄関など涼しいところに飾ってその可憐な姿を楽しんでください。
マーガレットの切花は、適切なお手入れをすることで、約1週間から2週間ほど、しおれずに鮮やかさを保つことができます。
切花を長持ちさせるためには、細菌の繁殖を抑えるために、毎日の水換えは必須です。
また、直射日光を避け、涼しい場所に置くことも、マーガレットの美しさを長持ちさせる秘訣です。
マーガレット:キク科
花言葉:「真実の愛」「真実の友情」「心に秘めた愛」
作品コンセプト
2025年カレンダーテーマ 「チェンジ~新たな一歩~」
デザイナー紹介
【お花の豆知識】
~「好き」「嫌い」でお馴染みの恋占い。実は花びらの枚数は花の種類によって決まっているんだ。マーガレットは21枚だから「好き」から始めると「好き」で終わるんだよ。これはフィボナッチ数列によるものなんだ。~
マーガレットの花言葉は「恋占い」「心に秘めた愛」「私を忘れないで」。マーガレットの可憐な姿から純粋で清らかなイメージから付けれたようです。恋占いで「好き」で始まり確実に「好き」で終わるマーガレットは恋を前向きにさせてくれる花。夢見る乙女の味方です。逆に嫌いで終わる花は?それは秋の風に揺れるコスモス。花びらは8枚。「好き」から始めると「嫌い」で終わります。同じキク科の花なのに残念です。でも大丈夫。コスモスは国民に愛されている花だから。
では恋から数式の話へ、花びらとフィボナッチ数列1,1,2,3,5,8,13,21,34・・・は深く関わっていて、自然界ではこの数列にならっている事が多いのです。最も美しく見せる黄金比とも関係あります。花びらが21枚や8枚で決まった数で咲くのは意味があるのですね。自然は不思議です。
ロータスデー(花まつり) 4月8日
~お釈迦様の誕生日~
「花まつり」としてお祝いされてきましたが、日本記念日協会に記念日として4月8日を「ロータスデー」として登録・受理されています。
ロータスとは蓮。「し(4)あわ(8)せを分かち合い、感謝する日」であり、仏の叡智(えいち)や慈悲の象徴である「ハス」の意味を表している事から「ロータスデー」とされました。
お祝いに向けて、各地の寺では花で飾った花御堂(はなみどう)が作られます。花御堂の中に甘茶を入れた水盤を置き、釈迦像に甘茶(あまちゃ)をそそぐ儀式が行われます。甘茶をかけるのは、釈迦の誕生の時、産湯を使う為、天から竜が下りてきて香湯(こうとう)をそそいだという言い伝えからと言われています。
ガーベラ記念日 4月18日
~1958年に日本で初めて名称登録されました~
2005年に開催された全国ガーベラ生産者交流会福岡大会で制定されました。「よ(4)い(1)は(8)な」と読む語呂あわせからこの日になりました。
1958年に日本で初めて「ガーベラ」の名称登録がされた日でもあります。
又、4月はガーベラの出荷最盛期である事から付けられたとも言われています。
一年を通してガーベラは楽しむ事ができる花です。切り花、鉢物両方楽しむ事が出来て赤・オレンジ・黄色・白・ピンクなど、花色は豊富です。咲き方もひと重咲き八重咲きスパイダー咲きカール咲きなどがありその姿を楽しめます。ヨーロッパで品種改良され、切り花用として流通している品種は2,000種以上あります。花言葉は「崇高美」「神秘」「崇高な愛」「思いやり」があります。

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イースター(復活祭) 4月20日
~ イースターエッグでお祝いを~
イースターはイエス・キリストの復活を祝うお祭りです。キリストが十字架にかけられて亡くなった3日目に復活したと言われている復活祭です。そのキリストの復活をお祝いしているのが、このイースターというイベントです。
イースターは日付が定まっておらず毎年日付が変わります。3月又は4月に行われ「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」がイースターになります。今年は4月17日です。復活のお祭りの意味と春の訪れをお祝いする日としても親しまれています。
復活を祝う意味では、卵でイースターエッグやイースターバニーを飾ってお祝いします。
卵は生命のはじまり、殻を割って生まれてくるようすが生命の誕生、つまりキリストの復活を表しています。
イースターバニーは、ウサギが多産から子孫繁栄。豊穣(ほうじょう)を意味します。
サン・ジョルディの日 4月23日
~花と本を贈り合う日~
日頃の感謝の気持ちを込めて、男性からはお花(赤バラ)を、女性からは本を贈りあう日のイベントです。 1986年に4月23日を日本書店商業組合連合会と日本・カターニャ友好親善協会などがサン・ジョルディの日と定めました。
サンジョルディの日の由来は、自由を愛する象徴とし親しまれた騎士の名前です。中世からスペインのカターニャ地方の守護聖人サン・ジョルディをお祭りする日・伝説の記念日です。
サン・ジョルディの伝説にドラゴン退治の話があります。昔々、ドラゴンの怒りを鎮めるために村人たちは生贄を捧げていました。王家のお姫様が生贄の順番になり、お姫様を救う為に白馬に乗ったサン・ジョルディが現れ、ドラゴンをひと突きで仕留めました。そのとき流れ出たドラゴンの血から、赤いバラの花が咲きました。
ロミオとジュリエットの著者であるウィリアム・シェイクスピアである文豪の命日である4月23日がサン・ジョルディの日とされたとも言われます。
4月23日にはバラの花のプレゼントやアレンジメント講習会、書店が選んだ絵本の展示や販売など、花業界や書店業界がコラボしたイベントが行われています。
過去のカレンダーの画像はこちらからご覧頂けます