2025年3月カレンダー特集

ニョキニョキチューリップのアレンジ

チューリップの花びらは閉じたり、開いたり動きが面白いですね。暗いところでは閉じて、明るいところでは開きます。だから夜になると閉じているのですね。鉢物のチューリップは花びらが12回~14回位閉じたり開いたりすると花が終わるのだそうです。それから考えるとだいたい2週間程度は花が楽しめます。この開閉を遅らせるには玄関のような少し暗いところに飾ると、楽しめる時間が延びるようです。根の無い切花も開閉しながら1週間位楽しめます。

チューリップ ユリ科

花言葉:愛の告白、美しい瞳

作品コンセプト 

2025年カレンダーテーマ 「チェンジ~新たな一歩~」


デザイナー紹介


【お花の豆知識】

~チューリップの球根を逆さまに植えるとどうなるの?芽は出てくるのかな?芽は引力に逆らって上へ上へと伸びる性質があるんだよ。時間は少し掛かるけど地上に出て花を咲かせてくれるよ。~

逆さに植えると芽は土の中で90度に曲がり地上に向かい伸びて行きます。球根を正常に植えるよりも時間が掛かって芽を地上に出しますが、不思議な事に正常に植えた球根と同時に花を咲かせます。花の大きさも変わりません。でも球根に無理をさせてしまうので変形したり傷ついたりする場合があるのでお勧めしません。芽は上に向けて植えてくださいね。球根の持つ可能性と生命力のお話しでした。

チューリップ球根

 

桃の節句  3月3日  

~桃の花は食べられるの?~

3月3日は女の子のお祭り・桃の節句です。一般的には桃の花を飾りますよね。桃の花はハナモモと言われ観賞用に作られた花です。江戸時代に盛んに品種改良され今日に至ります。観賞用ですが梅ほどの大きさの可愛らしい実がなります。食べられるの?ジャムにするとおいしいよ。酸味が強くて食には適さないよ。など賛否両論です。やはり観賞用なので残念ながら食用には適してないようです。

ハナモモ バラ科

花言葉:気立ての良さ 恋の虜 あなたに夢中

 

 

国際女性デー / ミモザの日 3月8日

~3月8日は「国際女性デー(International Women’s Day)」です ~

イタリアで、男性から女性に向けてミモザの花が贈られるようになったことからこの名がついたと伝えられています。冬の厳しい欧州で春を告げる花・ミモザは太陽を意味し、大変人気のあるお花です。イタリアでミモザ祭りが開催されるようになったのは大戦後の1946年。この年の3月8日を女性の日としてミモザを贈る日となりました。実に70年以上も前から親しまれている花の日です。ミモザの花がヨーロッパの人々に親しまれてきたのが分かりますね。イタリアは日頃から花を贈る風習のある国です。街にも花屋さんがたくさんあり、3月8日には花屋さんにミモザがあふれ黄色一色に染まります。最近はジェンダーの枠を超え、男性から女性以外にも、女性から女性へ、友達から友達、同僚から同僚、お世話になった方へ感謝の気持ちを贈る日にもなっています。

ミモザの花言葉には「感謝」。もともとは女性に感謝を伝えるための花であるところからついたそうです。イタリアでは贈られたミモザは、壁掛けにしたり、アクセサリーにしたり、ドライフラワーにしたり、大事に飾られるそうです。

 

サボテンの日 3月10日

~サボテンは石鹸 ~

3月10日はサボテンの日です。「3(サ)ボ10(テン)」のごろ合わせから来ています。制定したのは、サボテンの生産者の株式会社岐孝園の社長・加藤氏によります。サボテンの魅力をより多くの人に知ってもらう事が目的との事。サボテンの日は、一般社団法人日本記念日協会により認定、登録されています。

「サボテンの名前はどこからきたの?」・・・サボテンは英語だと「カクタス」です。日本語の「サボテン」はどこからきたのでしょうか。諸説ありますが、ポルトガル語の「Sabão ーシャボン-」が起原とも言われています。日本にサボテンが伝えられてきたは江戸時代の初め頃です。ポルトガル人によってもたらされました。ポルトガルから来た船乗り達は、油を落とす洗剤の替わりにサボテンを使用していたそうです。つまり「シャボン→シャボテン」になったと言われています。又、風水でも人気で、細く尖ったトゲは、悪い気(邪気)を寄せ付けず弾き飛ばしてくれると考えられています。

ホワイトデー 3月14日

~香の楽しめる花を贈りませんか~

2月14日のバレンタインデーのお返しの日。日本発信のイベントなのだそうです。日本では香典、引越し、内祝いなどお返し文化があるので定着したのでしょう。ホワイトデーには何を贈る?マシュマロ、キャンディが頭に浮かぶ方も多いでしょう。甘いスイートをお返しするのも喜ばれますが、花を贈るのも何とも粋ですよ。3月はちょうど香りが楽しめる花も多く出荷されます。スイートピーやフリージアの甘い香りや、街を歩けば沈丁花の香りにふっと立ち止まる時もあります。少し変わり種はムスカリ。青紫系のブドウ状の花を付ける愛嬌たっぷりの花です。香料のムスクに似た匂いから名前が付いたと言われていて、その濃厚な甘い香りは人を魅了します。アロマオイルとしても人気のある香料です。それにムスカリの姿(フォルム)はなんとも愛らしくて、ムスカリの球根をガラスのコップに入れて栽培するのも癒されますよ。ホワイトデーには香りの贈り物を。ぜひチャレンジして下さい。

ムスカリ キジカクシ科

花言葉:「明るい未来」「通じ合う心」…

春のお彼岸 3月17日~23日

~お盆とお彼岸の違いは?なぜ牡丹餅を食べるの?~

先祖を供養する日。春のお彼岸は、春分の日を中日として前後7日間です。

お盆との違いは?お彼岸はあの世とこの世の距離が一番近くなる春と秋の年2回行います。ご先祖様をより近い距離でご供養に行くのがお彼岸です。お盆はあの世からこの世にご先祖様をお迎えする夏の行事です。

春のお彼岸では、牡丹餅を食べます。なぜでしょう。これは五穀豊穣を祈る事、食材の赤い小豆が魔除けになる事、昔は砂糖が貴重だった為、甘い食べ物で客人をもてなす事から、いつしか食べる習慣にになったと言われています。また春に咲く牡丹にちなんで牡丹餅と付けられたとも言われています。

牡丹 ボタン科

花言葉:風格 壮麗 恥じらい

 

過去のカレンダーの画像はこちらからご覧頂けます

"お友達追</p