2024年7月カレンダー特集
ひまわり~私はあなただけを見つめる~
ヒマワリは「私はあなただけを見つめる」という花言葉があります。何だか照れちゃいますね。これは、ヒマワリの花が太陽に向かってくるくると回るところからきています(本当は茎が回っているのですが・・・)。ヒマワリは花粉を運ぶ昆虫たちに見つけてほしくて紫外線を浴びると、特殊な花の模様を作ります。やはり「私はあなただけを見つめている」のですね。ヒマワリを贈るの時こんな花言葉も含んで贈られるのも熱い気持ちが伝わりますね。
ヒマワリは30㎝のミニヒマワリから3mにもなる種類があります。品種改良によりたくさんの種類があり、ゴッホのヒマワリと言う品種やモネのヒマワリと言う品種など、品種名でも楽しませてくれます。
夏の花の為、ひまわりは長持ちする印象がありますが蒸れに弱いのでしっかり管理が必要です。切り花をいただいた場合は、よく見ると茎にやわらかなヒゲがあります。そこが汚れが付きやすいので滑りを取り、茎を1~2㎝程カットして、水は花瓶の1/3程度にすると良いでしょう。ただし頭が重く花瓶が倒れる恐れがあるので、ビー玉などを入れて重しにすると涼やかな印象にもなり転倒防止にもなります。
ヒマワリ:キク科 花言葉:「私はあなただけを見つめる」「憧れ」
作品コンセプト
2024年カレンダーテーマ ラブ&ピース~大切な人に贈る花~
デザイナー紹介
伊藤 有実子(YUMIKO ITO)
KALIANg 店長
1994年 山形県生まれ
東北芸術工科大学 金工専攻のち2017年4月KALIANg入社
現在店長として業務をしながら日々勉強させていただいております。
【お花の豆知識】
~ヒマワリのお花はブルズアイという、昆虫たちにしか見えない紫外線で作られた模様があるんだって!~
ヒマワリの花びらにブルズアイといる紫外線で作られた花の模様があるんです。これは花粉の運び屋の昆虫、例えばミツバチには見えるのだけど人間には見えない模様なんです。ミツバチが遠くからみえるようにヒマワリが進化しました。このブルズアイは大きさや形はさまざまのようで、ヒマワリ以外にも他の花にも確認されている植物の生き抜く知恵です。物言わぬ植物達。動けないからこそ面白い進化を遂げています。
七夕・カスミソウの日 7月7日
~殺菌作用のある笹~ ~天の川を見立てたカスミ草~
一年に一度、織姫と彦星が逢える日。晴れたらいいな。まだ明けぬ梅雨空を見上げながら、甘酸っぱい気持ちにさせてくれるなんともロマンチックな日ですね。
七夕は笹の葉に短冊に願いを書いて飾る。生花店でも七夕用の笹は販売されています。そもそもなぜ七夕に笹? 諸説ありますが、旧暦で8月のお盆からとの説があります。まだ冷房機器がなかった時代にお供物を殺菌作用のある笹の葉にのせたと言われています。時が経ちお供物としての用途から願い事をかなえてくれるアイテムに変化したのかもしれません。今年も笹に願いを込めて七夕をお祝いしてみてはいかがでしょうか。
又、7月7日はカスミソウの日でもあります、これはカスミソウの白く集まって咲く小花が天の川に似ている事から由来しています。
笹:イネ科 花言葉:「ささやかな幸せ」
カスミソウ:ナデシコ科 花言葉:「無垢の愛」「感謝」「幸福」
新盆
~新盆 7月13日~16日(4日間)~
お盆の期間は地域によって違いがあります。東京や神奈川県、北海道函館周辺などでは、7月盆が一般的であり、関西他、地方では8月盆が一般的とされています。また、9月に行う地域や、7日遅れ、10日遅れの場合もあり、風習なども様々です。
都市部と地方で時期が違うことから、離れて暮らしている家族が帰省するなどし、親族や縁者が集まる方も多いのではないでしょうか。心のこもったご供花やお供物で、ご先祖様をお迎えしましょう。
又、盆踊りも先祖のご供養として地域に根付いています(東京音頭など。)それゆえ民族風習が強く、一年に一度の出会いの場でもあったと言われています。
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