2023年4月カレンダー特集ページ

コデマリ~白い花が集まって咲く姿から、絆や友情を感じる花

小花がまとまって咲く丸い花姿を「手鞠(テマリ)」に例えた事からコデマリと名前が付きました。一重咲きのものから最近では豪華な八重咲のものもあります。白以外にもピンクもありバリエーションも豊富で目を楽しませてくれます。切り花やアレンジメントにも良く使われており、枝ぶりも大胆かつ可愛らしいので大変重宝する花材です。江戸時代から庭木としても親しまており、枝先に咲く花は可愛らしく優雅で日本人に愛される要素が揃っています。寒さに強く手入れも簡単な為、比較的育てやすい植物です。庭のシンボルツリーとしてもおすすめです。

コデマリ バラ科

花言葉: 優雅、上品、友情

 

フラワーショップ ナーセリーさぬい(福岡市)木本 多駒麿氏がプロデュースした商品です。
2023年JFNカレンダー4月に掲載のコデマリのアレンジです。

 

デザイナー紹介

   木本 多駒麿(TAKUMA KIMOTO)
   株式会社讃井Lab 取締役
フラワーショップ ナーセリーさぬい マネージャー

 

1987年生まれ。昭和36年創業の福岡の生花店の家に生を受け、学生時代は野球一筋の生活を送る。
専門学校・大学で学んだ商業やマーケティングの面白さから、身近な職であった生花店に興味を持つ。
見識を拡げる為、異業種の一般企業で5年間社会経験を積み、その後3年の花屋修業を経て実家生花店の事業継承を視野に入社。

自身と会社の幅を広げるべく、様々な活動に積極的に関与し活動中。

JFN九州・沖縄ブロック 技術指導員
JFN福岡支部 副支部長

活動実績
福岡県フラワーデザイン品評会 ファイナリスト(2015)
JFTDジャパンカップ九州ブロック予選 ファイナリスト(2015)
RKB毎日放送「家族びよりなお正月」 スタジオ装花・出演(2016)
RKB毎日放送「今日感テレビ(バレンタインウィーク)」 スタジオ装花・出演(2016)
JNN28局ネット「クロスカントリー日本選手権2016」 スタジオ装花(2016)
九花連宮崎大会 ファイナリスト(2017) など

花があるとその空間の気が良くなります。花のある空間を増やしていくことで、怒りや悲しみが少なくなり、笑顔溢れる空間が広がっていくと信じて日々活動しています。

 

【お花の豆知識】

植物が緑色に見えるのは、植物が光合成に必要な赤や青の光を吸収して、いらない緑を反射させているからだよ!

植物は光合成をします。光合成をする為、「葉緑体」という器官があります。その中に葉緑素(クロロフィル)という色素があります。葉緑素(クロロフィル)は、太陽光の青色の光と赤色の光を吸収します。緑色の光は吸収されず反射されます。その反射された緑色の光が植物の葉が緑色に見える理由です。
ちなみに緑色の花が少ないのは、蝶や蜂などの受粉を助けてくれる虫目線で見ると目立たないから。では緑色の花びらの植物はどうやって受粉するのか。種を風にのせて繁栄している風媒花とも考えられます。

花言葉:秘密の恋 思いやり

ロータスデー(花まつり) 4月8日

お釈迦様の誕生日

「花まつり」としてお祝いされてきましたが、日本記念日協会に記念日として4月8日を「ロータスデー」として登録・受理されています。
ロータスとは蓮。「し(4)あわ(8)せを分かち合い、感謝する日」であり、仏の叡智(えいち)や慈悲の象徴である「ハス」の意味を表している事から「ロータスデー」とされました。

お祝いに向けて、各地の寺では花で飾った花御堂(はなみどう)が作られます。花御堂の中に甘茶を入れた水盤を置き、釈迦像に甘茶(あまちゃ)をそそぐ儀式が行われます。甘茶をかけるのは、釈迦の誕生の時、産湯を使う為、天から竜が下りてきて香湯(こうとう)をそそいだという言い伝えからと言われています。

イースター(復活際) 4月17日

~イースターエッグでお祝いを~

イースターはイエス・キリストの復活を祝うお祭りです。キリストが十字架にかけられて亡くなった3日目に復活したと言われている復活祭です。そのキリストの復活をお祝いしているのが、このイースターというイベントです。

イースターは日付が定まっておらず毎年日付が変わります。3月又は4月に行われ「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」がイースターになります。今年は4月17日です。復活のお祭りの意味と春の訪れをお祝いする日としても親しまれています。

復活を祝う意味では、卵でイースターエッグやイースターバニーを飾ってお祝いします。

卵は生命のはじまり、殻を割って生まれてくるようすが生命の誕生、つまりキリストの復活を表しています。
イースターバニーは、ウサギが多産から子孫繁栄。豊穣(ほうじょう)を意味します。

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ガーベラ記念日  4月18日  

~1958年に日本で初めて名称登録されました~

2005年に開催された全国ガーベラ生産者交流会福岡大会で制定されました。「よ(4)い(1)は(8)な」と読む語呂あわせからこの日になりました。

1958年に日本で初めて「ガーベラ」の名称登録がされた日でもあります。

又、4月はガーベラの出荷最盛期である事から付けられたとも言われています。

一年を通してガーベラは楽しむ事ができる花です。切り花、鉢物両方楽しむ事が出来て赤・オレンジ・黄色・白・ピンクなど、花色は豊富です。咲き方もひと重咲き八重咲きスパイダー咲きカール咲きなどがありその姿を楽しめます。ヨーロッパで品種改良され、切り花用として流通している品種は2,000種以上あります。花言葉は「崇高美」「神秘」「崇高な愛」「思いやり」があります。

 

サン・ジョルディの日 4月23日

~花と本を贈り合う日~

日頃の感謝の気持ちを込めて、男性からはお花(赤バラ)を、女性からは本を贈りあう日のイベントです。 1986年に4月23日を日本書店商業組合連合会と日本・カターニャ友好親善協会などがサン・ジョルディの日と定めました。

サンジョルディの日の由来は、自由を愛する象徴とし親しまれた騎士の名前です。中世からスペインのカターニャ地方の守護聖人サン・ジョルディをお祭りする日・伝説の記念日です。

サン・ジョルディの伝説にドラゴン退治の話があります。昔々、ドラゴンの怒りを鎮めるために村人たちは生贄を捧げていました。王家のお姫様が生贄の順番になり、お姫様を救う為に白馬に乗ったサン・ジョルディが現れ、ドラゴンをひと突きで仕留めました。そのとき流れ出たドラゴンの血から、赤いバラの花が咲きました。

ロミオとジュリエットの著者であるウィリアム・シェイクスピアである文豪の命日である4月23日がサン・ジョルディの日とされたとも言われます。

4月23日にはバラの花のプレゼントやアレンジメント講習会、書店が選んだ絵本の展示や販売など、花業界や書店業界がコラボしたイベントが行われています。

過去のカレンダーの画像はこちらからご覧頂けます


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