2022年12月カレンダー特集ページ

~バンクシアのリース~

バンクシアは今では切り花、鉢植え、庭に植えて楽しめるオーストラリアの植物です。低木~高木までお庭に合わせて植える事ができます。花の季節は晩秋から初冬にかけてですが、種類によって又は、その年の気候によって開花時期にばらつきがでます。乾燥したオーストラリアに自生しているので、高温多湿の日本では育つのだろうかと心配になりますが、わりと寒暖に強い植物なので関東から西では育てやすいと言われています。最近はドライフラワーに使われる事も多く、12月のカレンダーで紹介しているリースはポイントにバンクシアを使用しています。バンクシアの花言葉は「勇気ある恋」と言うなんとも勇ましい恋愛を想像させてくれます。これも個性あふれるその花姿から由来しているのかもしれませんね。長く楽しめるバンクシア。リースの円は永遠を意味し、恋は永遠なのです。ロマンチックでオシャレな個性的な花。癒されます。

ヤマモガシ科

花言葉:勇気ある恋

花徳(川崎市)西頼 祐介氏がプロデュースした商品です。
2022年JFNカレンダー12月に掲載のバンクシアのリースです。

 

デザイナー紹介

   西頼 祐介
   花徳

賞歴

第22回 JFN全日本技術選手権大会 持込アレンジメント部門 厚生労働大臣賞受賞

TOKYO  INTERNATIONAL FLOWER&GARDEN  SHOW2010

フラワーアレンジメントの部  最優秀賞

世界らん展2011~2018 優秀賞、奨励賞多数

 

【お花の豆知識】

~山火事を利用して子孫を繁栄する植物があるんだって。人気のバンクシアもその一つ。植物は不思議でいっぱいだね!~

ドライフラワーでも人気のバンクシア。個性的なその花姿は存在感バツグンです。バンクシアと言う名前もなんだか異国を感じる名前です。その由来はジェームズ・クックが豪州の東海岸を発見した時に同伴していた植物学者:ジョセフ・バンクス  の名前に由来しています。バンクシアはオーストラリアに分布している、ワイルドフラワーと呼ばれる植物の一つです。75種類程度品種があり、赤、黄、白など花色も多種にわたり魅力的です。

さて山火事の話しですが、見た目で想像できますが、果実は松ボックリのような形で硬いです。この硬い果実がオーストラリアの乾燥した気候で自然発生する山火事の熱に反応し固い果実が弾けて種を飛ばします。何度も繰り返し自然発生し人が恐れる山火事ですが、焼野原になることで生まれた空間を利用し子孫繁栄するバンクシア。まったく柔軟でクレバーな植物です。11月に紹介したセルリアも山火事によって発芽し生き延びます。生命の力。たくましくて植物は不思議でいっぱいです。

クリスマスツリーの日  12月7日  

12月7日はクスリスマスツリーの日です。1886(明治19)年の12月7日に横浜・明治屋に日本初のクリスマスツリーが飾られたことが由来となっています。

クリスマスツリーの由来は諸説ありますが、ドイツでは、もみの木には妖精が宿っていると言う言い伝えがあり、その妖精が幸せを運んできてくれると信じられていました。このことからクリスマスツリーにオーナメントを飾り付けるようになったと言われます。今年もぜひおうち時間に、お部屋にツリーを飾ろう!

 

 

 

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