みつばちのアレンジを作ろう | 第57回ハッピーフラワー教室

夏休みの1年生の親子ハッピー教室を開催しました。親子で花を活ける体験教室です。今年で6回目を迎えました。
今年は猛暑の影響か少人数の参加となりましたが、アットホームな雰囲気で人一人個性的な作品ができました。

 最初は、花材の説明です。「ミツバチになるこの花の名前を知っている人?」 と尋ねるとモジモジ恥ずかしいのか手が挙がりません。なので講師より解答と説明です。
この花はピンポンマムと言って、ピンポン玉のように丸く咲く菊です。大きく一つに見える花は、小さい花が一つ一つ咲き集合したものです。
結婚式などの御祝い事にも使える洋風の菊です。カーネーションは母の日に贈る花で知っている子供も多かったです。
スプレー咲きのものと一輪咲きのものがあります。ヒペリカムは「サクランボ?」。見た目からの楽しい答えです。でも食べられませんね。
次にアイビーは「双葉?」アサガオの観察からなのでしょうか。アイビーはたくさんの種類があります。ガーベラはお母さんが知っている方が多かったです。
こちらも多種多様な品種があります。なかなか正解はでませんが、今日覚えて帰ってもらえれば良いと思います。

 では、実技です。牛乳パックを下から6?でカットして花器にしました。アイビーを花器の周りに巻いてUピンで止めます。ベースが出来ました。
次にミツバチを作る為、ピンポンマムの葉を上から下に手を滑らせて取り除きます。菊の匂いが教室中に立ち込めます。
後はカーネーション、ガーベラ、ヒペリカムを周りに挿して、仕上げに千日紅を飛ばして完成です。

 2時間の授業は大人には短い時間ですが、子供にとっては長く感じると思います。途中で飽きずに花を挿す子供達を見て、子供が花に触れる機会がもっとあれば良いと思います。
今回参加された方は、告知をしていませんでしたが花切バサミを持参されていて準備万端です。お母さんは出来るだけ子供に花を触らせるようにサポートしていました。
最後に完成したミツバチのアレンジは、水を足して涼しい所に置いて楽しんでくださいと説明して終了しました。夏休みの親子の思い出になり、将来フローリストになる子がいたら素敵ですね。