2023年11月カレンダー特集

マムのアレンジ~もう仏花とは言わせない

秋の旬選花は菊。菊は大菊、中菊、小菊、スプレー菊、洋菊(マム)たくさんの種類を楽しめます。最近はカラフルな洋菊(マム)の人気が高く、とてもキュートなタイプや繊細な花びらをもつ品種も流通しています。モダンで色鮮やかな菊がとても可愛らしいです。ギフトとして贈るマムのアレンジメント。秋を贈ります。

 

フラワーショップ ナーセリーさぬい(福岡市)木本 多駒麿氏がプロデュースした商品です。
2023年JFNカレンダー11月に掲載のマムのアレンジです。

 

デザイナー紹介

   木本 多駒麿(TAKUMA KIMOTO)
   株式会社讃井Lab 取締役
フラワーショップ ナーセリーさぬい マネージャー

 

1987年生まれ。昭和36年創業の福岡の生花店の家に生を受け、学生時代は野球一筋の生活を送る。
専門学校・大学で学んだ商業やマーケティングの面白さから、身近な職であった生花店に興味を持つ。
見識を拡げる為、異業種の一般企業で5年間社会経験を積み、その後3年の花屋修業を経て実家生花店の事業継承を視野に入社。

自身と会社の幅を広げるべく、様々な活動に積極的に関与し活動中。

JFN九州・沖縄ブロック 技術指導員
JFN福岡支部 副支部長

活動実績
福岡県フラワーデザイン品評会 ファイナリスト(2015)
JFTDジャパンカップ九州ブロック予選 ファイナリスト(2015)
RKB毎日放送「家族びよりなお正月」 スタジオ装花・出演(2016)
RKB毎日放送「今日感テレビ(バレンタインウィーク)」 スタジオ装花・出演(2016)
JNN28局ネット「クロスカントリー日本選手権2016」 スタジオ装花(2016)
九花連宮崎大会 ファイナリスト(2017) など

花があるとその空間の気が良くなります。花のある空間を増やしていくことで、怒りや悲しみが少なくなり、笑顔溢れる空間が広がっていくと信じて日々活動しています。

 

【お花の豆知識】

~菊は日本の国花。日本で一番生産されているお花。海外でも人気でマムを呼ばれるお洒落な菊の始まりは日本なんだ。

原産は中国ですが、江戸時代末期に、日本からヨーロッパに持ち込まれ、改良が進んで誕生したのがマムと言われる「洋菊」です。日本では墓前に菊をお供えしますがこれは菊が長持ちするからです。菊は仏花の印象が強く、死を連想させ縁起の悪い花に思われています。でも良く考えると縁起が良い花なのです。国花でもあり、皇室の紋章、パスポートにも印刷されており威厳があります。愛好家も多くとても高貴で格式の高い花です。又、海外では、大菊やスプレー咲きの小菊、色鮮やかな観賞用のマムなどその豊富な種類や花姿がとても人気の花です。アレンジメントや花束に普通に使われ、贈りものとしても好まれる花です。そして、日本での生産量は1位が菊、2位がカーネーション、3位がバラです

いいマムの日  11月6日 

花言葉は「あなたを愛しています」~

11月6日は「いいマムの日」です。日本記念日協会が2015年から日本の国花である菊の花をもっと身近に感じてもらうために、菊が旬の11月6日の語呂合わせで「いいマムの日」としました。 これは菊の生産者や街の生花店や市場も取り組んでいる新しい菊の記念日です。菊の旬は10月~12月頃で、生花店にも色鮮やかなマム(菊)が販売されています。比較的長く楽しめるマム(菊)今は多種多様な品種がでています。最近では大きく豪華に仕立てられたディスパッドマム(1本菊)が人気です。日本では仏花のイメージが強いマム(菊)ですが、このディスパッドマムは仏花のイメージを払拭する美しさです。その魅力は大きな花姿と花色が豊富なところでとてもモダンな印象です。フラワーギフトとしてもお勧めな贈り物です。

マムの花言葉:あなたを愛しています

キク科

 

七五三 11月15日

~千歳飴だけじゃない。縁起の良い長寿の花とは~

子どもの健やかな成長を祈る七五三のお祝い。7歳は女の子、5歳は男の子、3歳は女の子(男の子の場合もある)。それぞれの年齢により、対象の性別も異なります。毎年11月15日前後に神社を訪れて、ご祈祷を受けたりします。最近は七五三前後の土日や天候に合わせるご家庭も多いです。

七五三の由来ですが、なぜ11月15日なのか。それは徳川綱吉の長男、徳川徳松の健康を祈願して11月15日にお祝いをしたことが始まりと考えられています。関東から全国に広がり、そのまま慣習化したと考えられています。又、旧暦の11月は作物の収穫を終える時期でもあり、神さまにその年の実りを感謝する月でもありました。

さて、七五三に贈る花は何が良いか?もちろんおめでたい意味のある縁起の良いお花を贈りたいですよね。

▪胡蝶蘭:ひらひらと舞う蝶の羽に似た花びらは未来を感じます。

▪カスミ草:永遠の愛、感謝。小さくてたくさんの花は子孫繁栄の意味もあります。

▪ピンク系のバラ:温かい心、愛、恋の誓い、幸福、感謝、上品、かわいらしさ。

▪菊:日本では仏花のイメージがありますが、邪気を払ったり、長寿祈願の花として縁起の良い花です。ちょうど秋は菊の季節でいろいろな品種の菊が出荷されています。生花店でも洋菊などオシャレな種類が並んでいます。

 

いい夫婦の日 11月22日

いい夫婦の日、お忘れではないですか?

11月22日はいい夫婦の日です。1988年に財団法人余暇開発センターが、夫婦で余暇を楽しむゆとりある素敵なライフスタイルとして提案しました。現在は花業界以外でも各企業が賛同し、パートオブザイヤー(理想の有名人夫婦を選出)、いい夫婦の記念日ウォーク(パワースポットや歴史名所をめぐる)、いい夫婦の日川柳などユニークなイベントが開催されています。このように認知度も高い記念日ですので、花贈り日としても最適な日です。夫から妻へ。妻から夫へ愛情を込めて、又はご両親へ感謝の気持ちを込めて贈るフラワーギフトはいかがでしょうか。良い夫婦の日には、お花を買って帰りましょう!!

いい夫婦にぴったりなおすすめの花は・・・

花言葉:愛情 赤バラ

花言葉:幸福 カスミ草

花言葉:感謝 ピンクガーベラ

花言葉:あなたを愛しています マム

花言葉:枯れない愛 サボテン

 

過去のカレンダーの画像はこちらからご覧頂けます


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